イギリスのお土産を紹介するホームページです。誰に買って行っても当り障りのないお菓子から、シェークスピアに関するもの、陶磁器、蹄鉄など幅広く紹介しています。

イギリスのお土産

ロンドン

4カ国のこだわり

私の母はパッチワークのサークルに入っていて、海外旅行に行くと、自分のコレクション用と仲間へのお土産を兼ねて、必ずシンブル(指ぬき)を買ってくる。
もう40以上はあり、国もイギリス、フランス、北欧諸国、オーストリアやカナダなど色々な国のものが揃っている。
大体が陶磁器製か金属製のどちらかで出来ていて、観賞用のものだ。

その中で、イギリスで買ってきたものが一番多いのだが、面白い事実があの小さなシンブルの内側に隠されているのを発見した。
イギリスは正式名称にある通り、本土は4カ国の連合王国だ。でも旅をしていると分かるのだが、彼らは Britainであるけれど、スコットランドはScotland、アイルランドはIrelandで、ウェールズはWalesでそれ以外がEnglandの認識が強い。
陶磁器
それぞれの出身の人はその土地にそれ相当の誇りも持っている。イギリスで買ってきた陶磁器のシンブルの殆どが、さすがイギリスであり Bone China のものだが、内側の刻印を見ると、そんな国事情や地域愛みたいものをすごく感じる。
England領内のライやカンタベリー、湖水地方で買ってきたものは、Bone China made in England、もしくは English madeと刻印されているが、スコットランドで買ったものには made in England でも English madeでもなく、British madeとなっているのだ。

あれ?と思ってウェールズで買ったものをはどうかと見てみると... やはりBritish made となっていた。
間違っても made in Englandとは、彼らは使いたくないのだろう。ここまでこだわるんだ、と感心してしまった。

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シェイクスピアのお土産

イギリス周遊型の海外旅行のパッケージツアーには、必ずと言っていいくらい、シェイクスピアの生誕地であるストラットフォード・アポン・エイボンの観光が組み込まれている。
確かにシェイクスピアは世界的に有名で、そのネームバリューはすごい。
でも、果たしてみんながみんな彼の作品をちゃんと読んでいるのだろうか?

題名は一般常識として知っていたが、私も30歳過ぎて英文学の世界に足を突っ込んでから初めていくつかの彼の作品を読んだくらいだ。
もしかして、それは日本人だけじゃなくて本場のイギリス人も同じこと?と思う出来事があった。

お土産物屋で、3人の黒衣の年老いた魔女が鍋を囲んで立っている、高さ3cm弱の置物を見つけた。
私はこれを見た途端に、これはシェイクスピアの四大悲劇の1つの『マクベス』の冒頭に出てくる3人の荒れ野の魔女だと思った。そしてとても気に入ったので、イギリスのお土産として買うことにした。
小ぶりの割にはちょっと値段が高くて重みもあった。

お金を払う時に、「これって、マクベスの3人の魔女ですよね?」と店主に聞いてみたら、ちょっと驚いた顔をして、「ああ、そうかもしれない、確かに。初めて知った。」と答えが戻ってきた。
その答えを聞いて逆に私が、あれ?あれ?あれ? 売っているあなたが知らないでどうする? とちょっと拍子抜けした気分になったのだった。
でも、これはイギリス旅行のお土産に貴重なものを買ったと満足感たっぷりだった。

シェイクスピアの古書ところが、今さっき気づいた衝撃的な事実があった。
久しぶりにそれを眺めて、初めて裏返しにしてみると、その置物だと信じ切っていたものは金属で出来ているのを発見した。そして、なにか刻印されている。
虫眼鏡でようやく見えた文字は、WARWICK MODEL ENGLAND と書いてあった。
何のことだろう?と思って検索してみたら、びっくりした事実が隠されていた。これは置物ではなくて、観賞用のシンブル(指ぬき)で、イギリスでは有名なピューターで出来たStephen Frost社のものだった。
あの時の店主の真意が分かった気がした。

有名なシンブルの会社のものとして売っていたから、お客がシェイクスピアのお土産としてこだわるとはつゆとも思わなかったのだろう。
なんだか謎が解けたような気がしてさっぱりしたのと同時に、自分の頭でっかちさに赤面だった。